2戦連続で延長突入…エンゼルスが執念のサヨナラ勝ち

[ 2009年10月20日 07:32 ]

ヤンキース戦の11回、サヨナラ二塁打を放ち、ナインから祝福されるエンゼルスのマシス(5)

松井秀、PSで4戦連続安打

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過去30戦全勝だったけど…ヤ軍3点リードで初の敗戦

マイナー落ち、長期の打撃不振…苦しんだ2人が立役者

 大リーグ、ア・リーグ優勝決定シリーズ、エンゼルス(西地区1位)-ヤンキース(東地区1位)の第3戦は19日、アナハイムで行われ、エンゼルスが延長11回、5―4でサヨナラ勝ちし、対戦成績を1勝2敗とした。
 試合はヤンキースが1回にジーターの先頭打者本塁打で先制。さらに4回にはA・ロッドが2試合連続弾を、5回には2番デーモンがシリーズ初アーチを放ち、リードを広げた。
 エンゼルスは5回に7番ケンドリックのソロ、6回には4番ゲレロの左翼への2点本塁打が飛び出し同点に。7回にはケンドリックの三塁打で好機をつくると、代打イズタリスの右犠飛で逆転に成功した。
 ヤンキースは8回、6番ポサダがセンターへソロ本塁打を放ち同点に追いつき、試合は2戦連続延長戦に突入。エンゼルスは11回2死一塁からマシスが左越え二塁打で激闘にピリオドを打った。

 ▼ヤンキース・ジラルディ監督の話 (サヨナラ負けに)ポストシーズンは5勝1敗。皆よくやっている。こんなシリーズを望んでいた。次は自分たちがやりかえす。(アセベスでの継投失敗は)打者との相性で決めたがうまくいかなかった。

 ▼エンゼルス・ソーシア監督の話 (シリーズ初勝利に)互いによくやったが、自分たちにいい結末になった。勝利はいつも気持ちのいいもの。この勢いを次の試合につなげたい。(第2戦の敗戦が頭をよぎったことは)ない。

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2009年10月20日のニュース