ヤンキース 好機ものにできず、プレーオフ初黒星

[ 2009年10月20日 12:05 ]

2戦連続で延長突入…エンゼルスが執念のサヨナラ勝ち

松井秀、PSで4戦連続安打

過去30戦全勝だったけど…ヤ軍3点リードで初の敗戦

 【ヤンキース4―5エンゼルス】ヤンキースが敵地で競り負け、ポストシーズン初黒星を喫した。4―4の延長11回2死無走者で登板したアセベスが、安打の後、エンゼルスのマシスにサヨナラ二塁打を浴びた。
 ジラルディ監督は、この回から登板して2死を取ったロバートソンを打者2人で代えたことが裏目に出て「打者との相性を見て代えたが、うまくいかなかった」。守護神リベラが10回無死一、三塁のピンチをしのいだだけに、渋い表情だ。
 打線も攻めきれなかった。指揮官は、松井秀の出塁をきっかけにした2回と4回の1死一、三塁で得点できなかったことを挙げ、「敗因の一つだろう」。4得点はすべてソロ本塁打だった。
 松井秀は1安打2四球で3度出塁した。2回は先頭打者でフルカウントから右へ安打。ポストシーズン4試合連続安打とした。8回は先頭打者で四球を選び、相手に重圧をかけた。得点にはつながらなかったが「内容は悪くない。ただ負けたのが残念なだけ」。まだ2勝1敗。「1試合で断ち切ること。明日しっかり戦って勝つ」と気持ちを切り替えていた。(共同)

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2009年10月20日のニュース