信頼度上昇気流！建さんまたまた無失点

　【メッツ１０―１パイレーツ】メッツの高橋が連日の快投だ。メジャー３試合目の登板は７―１の７回、先発メーンの後を受けての初の連投マウンドも２回を１安打無失点。チームは６連勝を飾り、開幕直後を除けば今季初の地区首位に浮上した。

　初登板からビハインド、同点、リードした場面と役割はすべて違った。それでも「いろんなケースを想定しておかないといけない」と話していた通り、経験豊富な４０歳左腕に心の準備はあった。７回は先頭打者に右前打を許すも、落ち着いて１死から２者連続三振。８回も０６年首位打者のサンチェス、前日１球で一ゴロに打ち取ったマクロースらの主軸をきっちり３者凡退に仕留めた。
　メ軍はマニエル監督が７日の試合での球審への接触行為による処分のため出場停止。指揮官不在の試合に快勝し、３安打のレイエスは「よく投げて、よく打って、よく守った。これが勝ち続ける方法だ」と胸を張った。３年ぶり地区制覇を目指すチームとともに、防御率０・００の高橋の信頼度も上昇気流に乗っている。