マー君キャッチボール「全然痛みない」

[ 2008年7月28日 06:00 ]

故障後初めてキャッチボールを行う田中

 右肩を痛め2軍で調整を続ける北京五輪日本代表の楽天・田中が27日、仙台市内の2軍練習場でキャッチボールを再開。球宴、五輪出場へ向け回復をアピールした。

 「全然、痛みもなく普段通り投げられた。まあ、大丈夫かなと僕自身は考えている」
 19日のソフトバンク戦以来の投球は最大30メートルの距離で60球。投げ始めは慎重だったが、最後の方の数球はしっかり力を込めた。球宴、五輪についても「投げる量を増やしていけばいける範囲」と話した。球宴出場に関して米田球団代表は「練習を見て本人と直接、会ってから決めたい」と28日、2軍練習場で面談し結論を出す方針だ。精密検査のため東京から仙台へ戻った23日には日本代表・星野監督から手紙が届いた。「寮に届いていた。内容?それは…」と口をつぐんだが、熱い文章だったかとの問いには3度うなずいた。
 その熱さに応え、田中は今後も休日返上で復帰を目指す決意。「少しずつ距離を伸ばしたり、どんどん力を入れたり、はやる気持ちを抑えつついきたい」と前を向いた。

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2008年7月28日のニュース