守ってミス走ってミス…あきれる岡田監督

[ 2008年7月28日 22:20 ]

 【神3-4ヤ】前夜に続き、勝負どころでミスが出た。阪神は3―3の6回、先頭打者をバルディリスの失策で塁に出した。「きのうも先頭、きょうも先頭。競った中でのエラーやからな」と渋い顔の岡田監督。

 この回から登板の久保田は、さらに遊ゴロと安打で1死一、三塁とされ、田中の二ゴロの間に勝ち越しを許した。バルディリスが「チームに申し訳ない」と言えば、久保田は「野手をカバーできる投球をしないといけない」と言い、ともに責任を背負い込んだ。

 凡ミスは走塁でもあった。4回、同点に追いつき、なおも1死二、三塁。平野の二直に二塁走者の浅井が飛び出し、併殺となった。これには指揮官も「何も慌てる必要がないのにな」とあきれ顔だった。

 球宴まで残すは1試合。投打ともに本来のきちっとした野球で、前半戦を締めくくりたい。

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2008年7月28日のニュース