米殿堂入り式典 ゴセージ氏を表彰

[ 2008年7月28日 09:56 ]

米野球殿堂入り式典で、涙をぬぐうリッチ・ゴセージ氏

 米国の野球殿堂入り式典が27日、ニューヨーク州クーパーズタウンで行われ、今年1月に競技者表彰では1人だけ選出されたリッチ・ゴセージ氏(57)が時折、涙で声を詰まらせながら「言葉にならない」などと喜びを語った。

 1972年からホワイトソックス、ヤンキース、パドレスなどで22年間プレー。通算1002試合に登板し、124勝107敗310セーブの成績を残した。90年には日本のプロ野球ダイエー(現ソフトバンク)でプレーした。
 AP通信によると、救援投手の殿堂入りは5人目で、ゴセージ氏は候補に挙がって9度目で殿堂入りを果たした。
 100マイル(約161キロ)近い速球を投げ、独特の口ひげと表情で人気だったゴセージ氏は、現役時代に「グース(がちょう)」の愛称で親しまれた。この日も1万4000人以上が集まった会場から「グース!」という掛け声が飛んだ。(共同)

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2008年7月28日のニュース