マー君 五輪&オールスター戦出場へ 

[ 2008年7月28日 14:46 ]

田中将大投手

 右肩痛で戦列を離れている楽天の田中将大投手(19)は28日、仙台市内の球団施設で米田純球団代表と話し合い、北京五輪とオールスターゲームへの出場を決めた。田中は「僕は最初から出るつもりだった。出るからには、できる限りの投球をしたい」と意欲をみせた。

 田中は21日に痛みを訴え、23日に出場選手登録を外れた。その間、初めての故障個所という理由などで五輪と球宴への出場が危ぶまれていたが、27日には早くもキャッチボールを再開していた。米田代表は「様子を見るという条件付きだが、予定通り出場することに決めた」と説明した。
 田中は8月2日からの日本代表の直前合宿にも参加する予定。だが、出場の意向を伝え聞いた星野仙一監督は「球宴を見てからだね。投げられるだけではなく、(相手を)やっつけてくれないと困る。駄目なら、なるべく早く(交代を)決めてやりたい」と慎重な口ぶりだった。

 ▽野球日本代表・星野仙一監督の話 球宴を見てからだね。投げられるだけではなくて、抑えられないと困るし、やっつけてくれないと困る。様子見? そうそう。駄目なら、なるべく早く決めてやりたい。

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2008年7月28日のニュース