イチロー乗ってきた2安打2盗塁

[ 2008年3月25日 09:31 ]

ホワイトソックス戦の1回、生還しチームメートに迎えられるマリナーズのイチロー

 マリナーズのイチロー外野手は24日、アリゾナ州ピオリアでのホワイトソックス戦に「1番・中堅」で出場、3打数2安打2盗塁だった。内容は左翼線二塁打、四球、左前打、空振り三振。

 城島健司捕手は「8番・捕手」で出場、3打数1安打1打点。内容は遊ゴロ、右飛、二塁内野安打だった。チームは3―1で勝った。
 イチローは1打席目に三塁線を破る二塁打で先制攻撃の突破口となり、第3打席にも左前打を放って3打数2安打。さらに投球モーションの大きなコントレラスに2度の二盗を仕掛けた。
 オープン戦も終盤戦。今年は初戦から8試合、計26打席連続無安打のスタートだったが、この日を含めて最近5試合は19打数8安打で二塁打3本と調子を上げてきた。

 ≪若手の意識変化喜ぶ≫イチローが調整のギアを上げてきた。1打席目に三塁線を破る二塁打で先制攻撃の突破口となり、第3打席にも左前打を放って3打数2安打。さらに投球モーションの大きなコントレラスに2度の二盗を仕掛けた。
 試合後は自らのプレーよりも最近数試合で2番起用されているロペスについてコメント。「2番としての仕事をやろうとしている姿勢が見える。(先行走者を進塁させるなどの)意識は強いと思いますよ」。若手の意識変化を前向きに受け止めている様子だった。
 オープン戦も終盤戦。今年は初戦から8試合、計26打席連続無安打のスタートだったが、この日を含めて最近5試合は19打数8安打で二塁打3本と調子を上げてきた。イチローらしく、そつなく仕上げてきたといえる。(共同)

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2008年3月25日のニュース