ヤク加藤 由伸先輩ブツけたら許して?

[ 2008年3月25日 06:00 ]

学位証を持ったヤクルト・加藤(中央)が仲間とともに記念撮影に納まる

 ヤクルトの大学・社会人ドラフト1巡目左腕、加藤幹典投手(22)が24日、神奈川県横浜市の慶大日吉校舎で卒業式に出席した。プロ初登板は開幕カード第3戦となる30日の巨人戦(神宮)が有力。10歳年上の慶大先輩・高橋由が最初に対戦する打者となる可能性が高いが「持ち味を出して、インコースをどんどん使っていく」と内角攻めを宣言し、さらに「当たったらすみません」と“予告謝罪”も敢行した。

 19日の巨人戦(神宮)であいさつし「焦らず頑張れ」とエールを送られており、初対戦では「何かを伝えたい」と意気込む。同じルーキーのソフトバンク・大場(東洋大)が、23日の楽天戦で無四球完封の白星デビューを飾ったことも励み。卒業式では優秀な学生に贈られる「小泉体育努力賞」を受賞し、同級生から写真撮影を求められるなど大人気だった。

 ≪“急減速”で高井2軍落ち≫ヤクルトの先発ローテーション入りを目指していた高井が開幕2軍スタートとなった。首脳陣から23日に2軍調整を通告され、神宮のクラブハウスで荷物整理。前回登板の22日の中日戦(ナゴヤドーム)は4回無失点に抑えたが、15日の阪神戦(神宮)で最速151キロ左腕が球速が130キロ台に落ち込んだことが要因。「やるべきことは分かっている。早く1軍に戻ってきたい」と話した。

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2008年3月25日のニュース