龍神ニッポン3連勝!方向性の正しさ証明

[ 2009年11月22日 06:00 ]

<日本・イラン>フルセットでイランを破り3連勝した日本チーム

 バレーボールのワールドグランドチャンピオンズカップ男子大会第3日は21日、名古屋市ガイシプラザで行われ、日本はイランに3―2で競り勝って3連勝とした。イランは1勝2敗。日本は清水(パナソニック)らの活躍で第1セットを27―25で先取。イランのサーブや高いブロックに苦しみ、第2、第4セットを落としたものの、第5セットを16―14で奪って粘る相手を振り切った。ブラジルはポーランドを3―0で退けて3戦全勝。キューバはエジプトに3―2で競り勝ち2勝1敗、ポーランドとエジプトはともに3連敗となった。

 大接戦の中で、日本は目指すバレーの方向性の正しさを証明した。イランは恵まれた体格と高い身体能力を生かす、パワフルな欧州型のバレーが浸透。日本も高いブロックには苦しめられたが、身長の低さを補うべく主将の宇佐美、阿部の両セッターを頻繁に交代させて攻めに幅を持たせた。攻撃の要・清水も強打一辺倒ではなく、ブロックアウトを狙うなどパワーに対抗し「苦しかったが、チーム一丸となって相手のすきをつけた」と手応えを口にした。

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2009年11月22日のニュース