池田「流れがよくない」スコア2つ落とす

[ 2009年11月22日 06:00 ]

 【ダンロップ・フェニックス】賞金王を争う池田は6番から3連続ボギーを叩いてスコアを2つ落とした。「流れがよくない。しようがないのかな」。痛めている右手首はテーピングを外してプレーするなど快方に向かっているが、左腰から背中にかけての痛みに悩まされている。「昨日より、ちょっとは良かった」と振り返るが、表情は曇りがち。ただ順位は56位タイと前日と変わらず。ライバルの石川も20位のまま。「少しでもいい位置に上がれれば」と気持ちを奮い立たせていた。

 ≪片山 同伴競技者のスロープレーにイライラ≫片山は最終18番で第3打を4メートルのバーディーチャンスにつけたが、わずかに右に外して1オーバーの72でホールアウト。「きょうを象徴しているようだった」と2バーディー、3ボギーの1日を振り返った。同伴競技者のカールソンのスロープレーにイライラさせられた様子だったが「めちゃ遅いね。でもそれは関係ない」と原因は違うときっぱり。プレーも体調も「いい。不安はない」と気持ちを切り替え5打差のトップを追う。

 ≪小田龍 V圏内に踏みとどまった≫小田龍がスコアを1つ落としながらも、首位に3打差の逆転V圏内に踏みとどまった。「納得いくショットが多くなった。あとはパッティング次第」と手応えを口にする。同組で回った首位のE・モリナリの印象を尋ねられると「ズボンが短かった。すし(石垣)さんかなと思いました」とジョーク一発。続けて「パットがうまい。距離感が合っている」と分析。逆転Vには「全く考えていません。自分のゴルフをするだけ」と無欲を強調していた。

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2009年11月22日のニュース