鈴木SP8位も「もう吹っ切れた」

[ 2009年11月22日 06:00 ]

女子SPで8位と出遅れた鈴木明子

 【スケートカナダ】今大会4位以内でGPファイナル進出が決まる鈴木は、SP8位と出遅れた。

 朝の公式練習でジャンプの感覚のずれを修正できず、3回転ジャンプの着氷で大きく乱れた。「降りたいと思うとミスをする。余裕があればコントロールできるけど」。ただ、4位のレピストとはわずか2・64点差で、十分に射程圏。2週前の中国杯でGP初優勝を飾った24歳は「もう吹っ切れた。もっと気楽にいきたい」とフリーでの巻き返しを誓った。

 ≪ロシェット70・00点で首位発進≫地元・カナダのヒロインが、ハイスコアを叩き出した。昨季の世界選手権銀メダリスト・ロシェットは、自己ベストを2・10点更新する世界歴代5位の70・00点で首位発進した。中国杯のSPでは3―3回転ジャンプへの挑戦をめぐってコーチと対立したが、この日はコーチの助言通りに3―2回転の安全策。ミスなく演技を終えたロシェットは「フィギュアは心が50%、体が50%」と納得の表情を浮かべていた。

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2009年11月22日のニュース