メダル決めた龍神ニッポン…キューバには完敗

[ 2009年11月22日 20:15 ]

<日本・キューバ>第1セット、スパイクを放つ清水

日本、初の3位以内が確定 32年ぶりの表彰台

 バレーボールのワールドグランドチャンピオンズカップ男子大会第4日は22日、名古屋市ガイシプラザで行われ、日本はキューバに0―3で完敗して3勝1敗となった。
 ともに3勝1敗の日本、キューバと、エジプトを3―0で退けて4戦全勝のブラジルの3位以内が確定した。日本男子が主要国際大会で表彰台に上がるのは、1977年のワールドカップで2位となって以来。
 日本は相手の高さと速さに苦戦。ミスも出て流れをつかめず、キューバ戦は13連敗となった。
 ポーランドはイランに3―1で勝ち、両チームとも1勝3敗。エジプトは4連敗。この大会は各大陸選手権覇者など6チームが出場して4年に1度、五輪翌年に日本で開催される。93年に始まり、今回が第5回。

 ▼植田辰哉・日本監督の話 パワーバレーに完全に押されたが、メダル獲得が決まったのはすごいこと。選手たちがよく頑張った。新しい日本バレーの歴史が始まれば最高だと思う。
 ▼富松崇彰の話 序盤からサーブで崩されてリズムが悪かった。状態の悪い清水にも頼りすぎた。現状ではブラジルやキューバとの戦いは厳しい。
 ▼福沢達哉の話 キューバのパワーに押されたのと、自分たちが先にミスをしたのが敗因。高さのあるチームに対しての戦い方を考えないと。課題の残る試合になった。

 ▼キューバ・サムエル監督の話 前日にフルセットを戦い、きょうも午前中に練習ができて準備が十分だった。日本は力を出し切れなかったのだと思う。

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2009年11月22日のニュース