史上2位!53度目の対戦…あっさり土俵割った千代大海

[ 2009年11月22日 22:28 ]

魁皇(左)に押し出しで敗れ、6連敗を喫した千代大海

 【大相撲九州場所8日目】魁皇と千代大海の対戦は、この日で幕内通算53度目。北の富士―清国(52度)を上回り、武蔵丸―貴ノ浪の58度に次ぐ単独史上2位となった。腕を手繰って相手をうまく攻略した魁皇は「お互い力は落ちてると思うけど、思い切って相撲を取れた」と納得の表情。かど番で黒星が先行する千代大海の苦境について問われると「おれもひとごとじゃないから」とぽつりとつぶやいた。

 早くも6敗目で関脇転落の危機が現実味を帯びてきた千代大海は「一日一日、土俵に上がっている限りは精いっぱい頑張ります」と悲壮感を漂わせた。

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2009年11月22日のニュース