夏見の出遅れ響き女子16位/W杯距離リレー

[ 2009年11月22日 21:31 ]

<女子20キロリレー>第2走者の石田(右)にタッチする第1走者の夏見

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)距離は22日、ノルウェーのベイトステレンで行われ、男子40キロリレーで本田尚平(自衛隊)らの日本Bは1時間54分25秒0で完走24チーム中の22位、恩田祐一(栄光ゼミナール)神津正昭(ブルボン)らの日本Aは23位に終わった。ノルウェーAが1時間48分50秒7で優勝した。

 女子20キロリレーで夏見円、石田正子(ともにJR北海道)福田修子(岐阜日野自動車)大林千沙(羅漢友の会)の日本は、夏見の出遅れが響いて1時間2分26秒8の16位だった。スウェーデンが58分37秒1で勝った。
 来年のバンクーバー冬季五輪前に行われる男女のリレーは今大会だけで、試合結果が五輪のリレー種目に代表を派遣するかの判断材料になる。

 ▼夏見円の話 最初は良かったが、上りに入ってから体が全然動かなかった。朝から体が重くて心配していたが、ここまで動かないとは思わなかった。
 ▼石田正子の話 自分のペースで行くしかなかった。すごくいいとは言えないが、まずまずの走りはできた。
 ▼福田修子の話 引き継いだときに前とは離れていたので、自分の集団で焦らずに自分の走りをしようと思った。自分のレースとしては良かった。
 ▼大林千沙の話 リレーは久しぶりの出場で、自分には駆け引きの力が足りないと感じた。緊張はしなかったが、混戦で思うように走れなかった。(共同)

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2009年11月22日のニュース