TKO　今夏から全国ツアー　木本「今は日々、ネタを書いています」新ネタで勝負へ

小説「転落」の発売会見を行った（左から）著者の浜口倫太郎氏、TKOの木本武宏、木下隆行
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　お笑いコンビ「TKO」の木本武宏（51）と木下隆行（51）が24日、都内で小説「転落」（幻冬舎）の発売会見を開き、今夏から47都道府県を回るライブツアーを行うことを明かした。

　木下が後輩へのパワハラ、木本が投資トラブルで共に活動を自粛。今年1月に木本が木下同席で会見し、2月の単独ライブでコンビでの活動を再開した。ツアーは1年をかけて全国を回る予定で、木本は「お客さんの前でネタをやっている時が一番楽しいことに改めて気づけた。今は日々、ネタを書いています」と新ネタで勝負する決意を語った。

　「転落」は、2人のインタビューを基に小説家の浜口倫太郎氏（44）が物語に仕上げた。双方のトラブルの過程も赤裸々につづられており、木下は「内臓をさらけ出すくらい、全てを伝えた。反省は忘れず、二度と同じ過ちは繰り返さない気持ちで面白いことをやっていきたい」とコント師としての矜持（きょうじ）をにじませた。