有働由美子 「嫌でしょうがなくて泣いた」残酷な出来事、今につながる 小学校の時になりたかった職業

[ 2023年4月25日 13:39 ]

有働由美子アナウンサー
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 フリーアナウンサー有働由美子(54)が24日放送の日本テレビ「夜明け前のPLAYERS」(月曜深夜1・59)にゲスト出演。MCで米エール大助教授で経済学者の成田悠輔氏(38)と対談した。

 同番組は月1回の放送で、毎回ゲストを迎えて成田氏と対談。「ニッポンの未来を切り開くイノベーターにフォーカスする」という内容。

 NHK時代から根強い人気を誇り、現在は同局の夜のニュース番組「news zero」でMCを務める有働。成田氏から「他の人にはない謎の脱力感がある。それはどこから来てるんだと思われますか?」と聞かれ、「コンプレックスを早めに理解したからじゃないですかね。自分で。嫌だったけど、嫌で嫌でしょうがなくて泣いたけど、早めにこれしょうがないって」と答えた。

 というのも「バブル時代に女子大生だったので合コンいっぱいやって。人ってすごい残酷で、合コンで5対5で並んだ時…並んだ時に男の子が見た瞬間、はっきりと1、2、3、4、5って順番つけてるのがわかる。それをやっぱり20回も30回も繰り返すと…」と他人からの評価を目の当たりにしたと感じたという。

 「母親は、由美子が一番かわいいのにね~って言って幼稚園から育ちましたけど、あいつ嘘ついてたなってのがわかるわけですよ。そのおかげでちょっと誤解して、なんで髪長くないとかで理不尽な扱い受けなきゃいけないんだと思ってましたけど、早めに大学1、2年で理解してから着る服も変わる。大学祭の実行委員でも男子票が集まらないからプロパンガスの確認とか回収やりまーすって」と裏方仕事を買って出るなど行動も変化していったという。「他から見られる自分の立ち位置を理解せざるを得なかった」と振り返った。

 また、最初からアナウンサーを目指していたわけではなく、新聞記者志望だったという。「小さい時、オイルショックで節電しましょうと。うちらは教室の電気消すのに、繁華街歩いたらネオンがチカチカ昼間からついてて。うちらは暗い中で勉強してるのに、なんであれ消さないんだろうって思って。父親に聞いたら答えられなかったんですよ。子供新聞に電話したら記者の方が教えてくれたんです、きちんと。すごい、知らないことを調べて教えてくれるんだと思って。小学校くらいから新聞記者になりたいと思っていたんです。記者とか、調べて何かやるっていうのをやりたいと思って、入社試験いろいろ受けました」と明かした。

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2023年4月25日のニュース