有働由美子　赤裸々告白　NHK辞めて1年は「本当に苦しかった…百円玉ハゲができた」

有働由美子アナウンサー
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　フリーアナウンサー有働由美子（54）が24日放送の日本テレビ「夜明け前のPLAYERS」（月曜深夜1・59）にゲスト出演。MCで米エール大助教授で経済学者の成田悠輔氏（38）と対談した。

　同番組は月1回の放送で、毎回ゲストを迎えて成田氏と対談。「ニッポンの未来を切り開くイノベーターにフォーカスする」という内容だ。

　有働は大学時代に「コンプレックスを早めに理解した」といい、飾らない人柄がウケて一躍NHKの人気アナに。2018年にNHKを退職し、現在は日本テレビの夜のニュース番組「news　zero」でMCを務めるなどフリーとして活躍している。

　「NHKを辞めて後悔は？」という質問に、「辞めた1年くらいは本当に苦しかったし。頭に百円玉ハゲができてました」と打ち明けた。

　「何が怖いって思考がNHKの中から出ない。選ぶ言葉遣い、行動。それが怖くてやめたのに、外に出たらもっと怖くて。やっぱあっちだった！っていう感じはあったんで」と苦しかった胸中を明かした。

　「5年たったら、辞めなかったら、ずっとあの中であの枠の思考で…成田さんがおっしゃってるようにロートルは去れって、最後の方はそう言われてたので。若い人に番組を譲ってっていう。今は自由じゃないですか。切るなり使うなり自由にしてくださいって感じですけど、組織の中にいてやりたいけど組織のことを考えたら若い人に譲らなきゃっていう。全部本当は思ってることじゃないことを組織のためにやらなきゃいけないのがずっと続いていて、それに疑問も抱かなかっただろうなと思うので」と赤裸々に告白し、「辞めて、今は良かったと思ってます。辞めなかったら怖かったなとも思いますね」と語った。

　言い切ったところで「あれ、これNHK敵に回したかな？」と苦笑。成田氏は「また絶妙なところで…」とギリギリを攻めた回答にうなっていた。