杉村太蔵 銀座はしご議員は「こんないい人いないなっちゅうぐらいの人。関根勤さんみたいな感じ」

[ 2021年1月31日 15:52 ]

元衆議院議員でタレントの杉村太蔵
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 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(41)が31日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。演出家でタレントのテリー伊藤(71)と“舌戦”を繰り広げた。

 自民党の松本純国対委員長代理(70)と公明党の遠山清彦幹事長代理(51)が緊急事態宣言発令中の深夜に銀座のクラブなどをはしごし、苦しい言い訳に終始した問題について番組で取り上げ、世間の怒りの声も踏まえてトーク。両議員はこの問題の責任を取ってともに役職を辞任したが、意見を求められた杉村は「大変苦しいですね。怒る気持ち、本当にその通りだと思います」とした上で松本議員について「国会議員では珍しく薬剤師さんなんですよ。薬の専門家なんですよ。今だったらワクチンのことだったりですごく活躍されていたので、こういう形になったのは本当に残念だと思います」とまずは思いを語った。

 そして、松本議員の人柄について「これはもう私が自信をもって言えるのはね、こんないい人いないなっちゅうぐらいの人なの」と断言。スタジオから「エエ―ッ!」と一斉に驚きの声が上がる中、杉村は「芸能界で言うとね、関根勤さんみたいな感じですよ。超大御所で実力派なのに全然偉ぶらない感じで」と好感度の高いタレント、関根勤(67)に松本議員の人柄をたとえた。

 すると、ここでテリーが「とはいってもね」と杉村の話にカットイン。「これね。正直言ってですね。民間(の会社)だったら、たとえば銀座行って飲んだ領収書なんかね、経費で絶対通りませんよ、こんな時期に」と政治家と世間の感覚のズレに触れた後で「なぜ自民党は役職を外すぐらいじゃなくて、公明党も含めてなんですけど、この2人に離党させる(ぐらいのことがないのか)。離党させるぐらいの教養があれば、世の中も菅さんに思いがくると思う」と続けた。杉村は「離党までは…」と苦笑いだったが「ただ、今回の件。総理もそうですけども、誰も党内で擁護する発言が全く聞かれないっていうのはやっぱりこの問題、相当、自民党としても危機感を持っているな、と」と解説した。

 テリーはここでも「とはいってもね」と再びカットイン。「芸能界でいま飲みに行っていたらね、たとえば関根勤さんみたいな人柄の人でも仕事なくしますよ。民間企業でも仕事なくします。なんで国会議員だけが仕事あって、ちょっと役職を外れて半年ぐらいしたら戻れるんですか」と憤った。すると、このヒートアップを受けて番組MCの「爆笑問題」太田光(55)は「ただね、関根さんが可哀想だっていう…」とポツリ。見事に笑いに変えてその場は収まった。

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2021年1月31日のニュース