松原耕二キャスター 東京オリ・パラ開催に「何よりも医療態勢が1番大事…先が読めないわけですから」

[ 2021年1月31日 11:01 ]

TBS社屋
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 TBSの松原耕二キャスターが31日、同局系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。国内外の新型コロナウイルス禍での今夏の東京五輪・パラリンピック開催について言及した。

 番組では、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が今冬に国際競技連盟(IF)主催で7000超の大会が開催され、17万5000件の検査でコロナの陽性率は「わずか0・18%だった」とアピールしたことなどを伝えた。

 松原氏は「何よりも医療態勢が1番大事、感染がその時にすごい拡大しているかって、先が読めないわけですから」と指摘。そして、「もう1つは、日本は緊急事態宣言の解除の目安を、東京都は(1日あたりの)感染者500人にしていますけど、もっと1回とことん下げないとすぐ上がるっていうのは第2波で我々は経験している」とし、「先日の全豪オープン(テニス)のエキシビションマッチ見て驚いたんですが、お客さんがいっぱい入っていてほとんどマスクしていないんですよ。オーストラリアっていうのは、がっと(感染者数が)上がった後とことん下げて今は1日1桁くらいなんです。全豪ですらそのくらいまで下げてやっている。ましてや五輪ですから。今は予算で余っているGoToをわざわざ3次(補正予算)に入れるってことを、五輪を本当にやりたいというなら何か政策がちぐはぐな感じがします」と自身の見解を述べた。

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2021年1月31日のニュース