「麒麟がくる」最終回 黒田官兵衛役は濱田岳「恐悦至極」14年「軍師官兵衛」右腕・栗山善助から“殿”に

[ 2021年1月31日 08:00 ]

大河ドラマ「麒麟がくる」最終回で黒田官兵衛役を演じる濱田岳(C)NHK
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 俳優の濱田岳(32)が2月7日に放送されるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)最終回(第44話)に羽柴秀吉(佐々木蔵之介)の家臣・黒田官兵衛役で出演することが明らかになった。濱田は2014年の大河「軍師官兵衛」で主人公・官兵衛(岡田准一)の右腕・栗山善助役を演じたが、今度は善助が慕った“殿”に。官兵衛は、織田信長(染谷将太)の側近・森蘭丸(板垣瑞生)とともに登場が注目されていた武将の1人。最終回を彩る。

 俳優の長谷川博己(43)が主演を務める大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(75)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生を描く。

 濱田は「『麒麟がくる』にお声掛けいただき、そして時代の変わり目に、一人の武将として立たせていただけたことを恐悦至極に存じます。黒田家筆頭家老 栗山善助」と善助としてコメントした。

 官兵衛は信長、秀吉、家康の三英傑に重用されながらも、あり余る才能ゆえに警戒され、秀吉には自分の次の天下人とまで恐れられたほど。乱世を生き抜き、九州・福岡藩52万石の礎を築いた。

 善助は、のちに「黒田二十四騎」と呼ばれる精鋭家臣団の中でも筆頭に挙げられる知恵者。

 光秀(長谷川)が主君・信長を討つ戦国最大のミステリーにして今作最大のクライマックス「本能寺の変」(天正10年、1582年)は最終回で描かれる。

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2021年1月31日のニュース