「マヂカルラブリー」がM-1優勝を確信した瞬間…見事な戦略に岡村隆史うなった「冷静」

[ 2021年1月31日 05:35 ]

「マヂカルラブリー」の野田クリスタル(左)と村上
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 昨年の「M-1グランプリ2020」で決勝大会に進出したお笑いコンビ(ユニット)の「マヂカルラブリー」、「おいでやすこが」、「錦鯉」の3組が、30日放送の関西テレビ「おかべろ」(土曜後2・28)に出演。見事に栄冠を勝ち取った「マヂカルラブリー」が、優勝への緻密な戦略を明かした。

 番組内で「最高だった」と称賛したナインティナイン・岡村隆史(50)が「実際、取れると思った瞬間はあるわけ?」と直球質問。これに対して「マヂカルラブリー」の野田クリスタル(34)は「準決勝のネタ『つり革』はすごい自信があった。(決勝の)一発目でやると、(周囲を)置いてけぼりにしてしまう。何か一本挟んでやれば優勝だな」と1週間前からイメージをふくらませていたことを明かした。

 だが、実際には直前までネタの順番を迷ったことも告白。それでも「結局、(1本目と2本目の順番は)変えなかったんですよ。変えようと思って、結局、変えなかった」という。その理由について、野田クリスタルは「おいでやすこが」の直後だったことを挙げ「すっごいうけていた勢いが、一旦CMに入って、落ち着いたので。(順番を変えずに)『フレンチ』でいいんじゃないか」と冷静に見極めたという。

 さらに「(1本目のネタの)『フレンチ』が(内容が)尻すぼみだと分かっていた。すごい、焦って、(舞台に登場する際に)土下座で出ようと」と、直前で“土下座のアドリブ”を追加。「(舞台が)上がっていく最中に、お客さんがすごいうけているのが分かった。“あっ、優勝だ”と」と、その瞬間に確信したことを明かした。

 相方の村上(36)は「ただただ、戸惑っていた。その場で聞いたので」と、アドリブに動揺していたというが、戦略が見事にはまり優勝。岡村も「あんな、アホなことしていても、冷静に考えているからね」と称えていた。

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2021年1月31日のニュース