「M-1」ブレークの「錦鯉」 休みないほどの売れっ子ぶりも「バイトの籍は置いています」

[ 2021年1月31日 07:26 ]

「M―1グランプリ2020」決勝に進出した「錦鯉」の長谷川雅紀(下)と渡辺隆(上)
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 昨年の「M-1グランプリ2020」で決勝大会に進出したお笑いコンビ(ユニット)の「マヂカルラブリー」、「おいでやすこが」、「錦鯉」の3組が、30日放送の関西テレビ「おかべろ」(土曜後2・28)に出演。「M-1」でブレークした「錦鯉」が近況を明かした。

 滑舌の悪いボケの長谷川雅紀(49)と、長谷川の頭を容赦なくはたくツッコミの渡辺隆(42)のコンビは、昨年のM-1で最終決戦まであと1歩の4位。優勝は逃したが、インパクトのあった2人に対してその後は出演オファーも多く、長谷川は「帽子をかぶって、マスクをしていても、街で歩いていて、顔を指されるようになった」と感謝し、渡辺は「正月も2、3日以外は(休みが)なかった」と売れっ子ぶりを披露した。だが、アルバイトとして水道料金の徴収をしている長谷川と、市場で野菜の仕分け作業をしている渡辺は、いまだに“脱バイト”していないことを告白。「まだ、バイトの籍は置いています。(芸能界は)何が起こるか、分からないので」と長谷川は本気で語った。

 M-1では「人生で一番、口が乾いた」という長谷川の活舌の悪さが増長。渡辺は「活舌悪すぎて、2つ目のネタの『レーズンパン』のところが、隣にいる僕には『チャンポン麺』に聞こえた」と苦笑いし、長谷川は「今、歯が8本ない。それも重なって、活舌悪くなった」とあっけらかんと笑った。

 だが、4位に終わったことに対して、先輩である「バイきんぐ」の小峠英二(44)からは、「なんで、あのネタやったんだ!パチンコのネタなんか分かる訳ないやろ」と説教されたことを告白。渡辺は「切々と怒られました。僕らより、悔しいみたいな。内ももをたたきながら(悔しがっていた)」と、愛のある説教を感謝した。ナインティナイン・岡村隆史(50)も気持ちは理解できるようで、「やっぱり、みんな思うところがあるんやろうな。出る側と見ている側なんて、全然違うからな」と、頷いていた。

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2021年1月31日のニュース