巨人・原監督 救援プロ1勝の戸田は「非常に可能性の高い投手」 今後の先発にも含み「固定観念を持たず」

[ 2022年4月2日 18:28 ]

セ・リーグ   巨人5―4阪神 ( 2022年4月2日    東京D )

<巨・神2>プロ初勝利を挙げ、原監督(左)にねぎらわれ、笑顔の戸田(撮影・河野 光希)
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 巨人の2年目右腕・戸田懐生投手(21)が阪神戦(東京D)で好リリーフを見せ、プロ初勝利をマークした。

 初勝利を目指してプロ2度目の先発マウンドに上がった2年目右腕・山崎伊織投手(23)が4―2で迎えた4回に1点を失って1点差に詰め寄られ、なおも2死一、二塁としたところで降板。ここで2番手として登板した戸田は糸井への初球が暴投となって一、三塁としたものの次の2球目で三ゴロに打ち取ってピンチを脱した。

 プロ初のイニングまたぎとなった5回には1死から大山に左翼線二塁打を打たれたが、糸原、木浪を打ち取って失点せず。任されたイニングをきっちり投げ切り、待望の勝利投手をものにした。

 試合後、戸田について聞かれた巨人の原辰徳監督(63)は「戸田も非常に思い切りのいいピッチャーで、体はそんなに大きくはありませんけどね。ダイナミックに放るという意味で、非常にいいところがでましたね」と笑顔。イニングをまたいだ場面については「でも、あそこは1人2人ってわけにはいかないもんね」とした。

 そして、キャンプから持ち味をアピールしてきていることについて「彼も先発の中で競っていたのでね、そういう意味ではまだまだ非常に可能性の高い投手ですから、我々もあんまり固定観念を持たずに、いいところを伸ばしていきたいと思いますね」と今後の先発登板にも含みを持たせた。

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