会沢のバットが強い広島の象徴　4回逆転打、9回にもナイン鼓舞の一打「チームとしてやっていること」

セ・リーグ   広島2－3中日 （ 2022年4月1日    バンテリンD ）

＜中・広（1）＞4回、会沢は逆転の2点適時打を放つ（撮影・椎名　航）
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　広島・会沢が諦めない姿勢をバットで示した。0―1の4回、連打と相手の失策で1死満塁となった絶好機。カウント2―1からの大野雄のツーシームを左前への2点打として一時逆転に成功。「チーム全体につなぐ意識がある。何とかいい流れに乗れた」とうなずいた。

　さらに、逆転された直後の2―3の9回先頭では、R・マルティネスから中前打を放ってナインを鼓舞。同点には届かなかったものの「ああいうところで何とかして塁に出るというところは、チーム全体としてやっていること」と前を向いた。女房役としても大瀬良を懸命にリード。「バッテリーとして反省するところは反省。ここから一戦一戦、戦っていくことが大事になる」と、視線は早くも連敗阻止に向いていた。