東洋大姫路・岡田龍生監督が初指導 「履正社でのノウハウをブレンド」

[ 2022年4月2日 19:00 ]

<東洋大姫路・岡田龍生新監督就任>新監督に就任し部員らにあいさつする東洋大姫路の岡田龍生新監督(撮影・岸 良祐)
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 今春センバツに出場した東洋大姫路の監督に1日付で就任した前履正社・岡田龍生監督が2日、兵庫県姫路市の同校グラウンドで初めて指導した。「もう一度優勝して、優勝旗を姫路に持って帰ってきてほしい」とナインに訓示した。

 卒業以来、42年ぶりの「T」マークの帽子に自然と気持ちも前のめりになる。センバツでは1回戦負け。激戦区の兵庫を勝ち抜き、夏に聖地で勝つためには打力強化が必須だ。履正社で全国制覇した19年夏も強打のチームで圧倒。「基本的にはバットを振る数を増やす」と課題を挙げ「履正社で経験してきたノウハウを、東洋大姫路の伝統とうまくブレンドしながら生徒たちに伝えていきたい」と意気込んだ。

 午後からの紅白戦ではエース右腕の森健人(3年)が投球練習するボールが汚れていることを指摘。「綺麗なボールを使いなさい」とさっそく、熱く指導していた。

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2022年4月2日のニュース