オリ・山本由伸、シーズンまたぐ17連勝　球団記録に並ぶ「一日一日を大切に」

パ・リーグ   オリックス7-0日本ハム （ 2022年4月2日    京セラD ）

＜オ・日（2）＞3回無死、浅間を一ゴロに抑え、ベースカバーのため一塁に駆け出す山本（撮影・坂田　高浩）
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　オリックスの山本由伸投手（23）が7回5安打無失点で開幕2連勝とし、昨年5月下旬から続くレギュラーシーズンの連勝は17となった。「昨日（1日）、チームがいい形で勝って連勝したかったので気合を入れて投げた」と胸を張った。

　阪急時代の足立光宏が保持する球団記録に並ぶシーズンをまたぐ17連勝。「一気に20何連勝とかいくわけではない。一つずつ、一日一日を大切にして頑張る」と冷静に話した。

　2―0の7回にピンチを迎えたが、力勝負でねじ伏せた。2死二、三塁で代打・宇佐見に投じた4球は全て直球。最後は内角に156キロを投げ込み、空振り三振に斬った。

　7回を終えて108球。その裏に打線が5点を追加して余力を持って降板した。3月25日の開幕戦も8回無失点で、スコアボードに0を並べ続けている。「より良い投球を求めて1週間を過ごしたい」。昨季の沢村賞右腕は、冷静に次戦を見据えていた。