ナ・リーグでトップ鈴木誠也の新人王ライバルは? MLB公式サイトがランク付け

[ 2022年4月2日 18:21 ]

カブスの鈴木誠也(AP)
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 MLB公式サイトが今季の新人王レースで注目の選手を各リーグ5人までランク付け。ナ・リーグではカブスの鈴木誠也がトップに入った。27歳の外野手は去年広島カープで38本塁打をかっ飛ばし、4季連続で打率3割以上、出塁率4割以上、長打率5割以上をマーク、打てる選手と紹介した。盗塁数でも通算百個以上と付け加えている。

 新人王になるには選手の才能プラス、プレー機会がポイントになるが、鈴木はレギュラー確約だから、そこも有利になる。2位は2人で、一人はフィリーズのブライソン・ストット内野手、パイレーツのオニール・クルーズ遊撃手。2人とも強打が魅力だが、マイナーで開幕した場合は、新人王レースで出遅れてしまう。

 4位はレッズの右腕ハンター・グリーン。17年にドラフト指名されたときは二刀流挑戦もと騒がれたトップアスリート。195センチ103キロの恵まれた体格で、百マイル以上の直球をコンスタントに投げる。スライダーとチェンジアップも有効。開幕ロースター入りし4月10日のブレーブス戦に先発予定だ。鈴木の新人王最大のライバルかもしれない。

 5位はジャイアンツのジョイ・バート捕手。バスター・ポージー引退を受け、正捕手として期待されている。一方ア・リーグではロイヤルズのボビー・ウィットJr内野手がトップにランク。昨季2A、3Aで33本塁打、29盗塁をマークした万能選手だ。

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2022年4月2日のニュース