西武・隅田 収穫十分のプロ初黒星 「いい反省が出た」

[ 2022年4月2日 17:29 ]

パ・リーグ   西武1-8ロッテ ( 2022年4月2日    ZOZOマリン )

7回、ロッテの猛攻をベンチで見つめる隅田(撮影・長久保 豊)
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 収穫の多い敗戦だった。西武のドラフト1位ルーキー・隅田知一郎投手(22)が2日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発。5回7安打3失点でプロ初黒星を喫し「今日は丁寧に投げられたと思いますが、それが裏目に出て、打者が“おっ”と感じるような球がなかったのが、踏み込まれる原因になったと思います」と話した。

 初回は3者凡退。しかし2回からはピンチの連続だった。2回1死一、二塁、3回2死二、三塁はしのいだが、0-0の4回無死一塁、レアードにチェンジアップをとらえられ、先制弾を被弾。5回にも1点を失い、この回限りでマウンドを降りた。結果的にプロ初黒星を喫したが、昨秋ドラフト会議で4球団が競合した金の卵は反省を確実に糧にする。

 「いい反省が出たと思いますが、悔しいです。(4回のレアードの本塁打は)打たれる前の球というのを勉強できました。もっと(打ち取り方の)内容にこだわっていかなければならないと思いますし、そこをしっかり勉強したいと思います」と冷静に話した。

 同投手は3月26日オリックス戦(ベルーナD)でプロ初登板初先発し、7回1安打無失点で初勝利をマーク。開幕2戦目での初勝利は球団史上最速の新人先発白星だった。初登板から2戦2勝となれば、球団初の出来事だったが、快挙達成はならなかった。

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