ソフトバンク・栗原 登録抹消 前日守備中に交錯で左ひざ損傷 骨には異常なし

[ 2022年3月31日 12:17 ]

<ロ・ソ>9回、福田光の打球を追って上林(左)と栗原が交錯、足が絡み合って転倒。栗原はひざを押さえて立ち上がれず担架で運ばれる(撮影・篠原 岳夫)
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 ソフトバンクの栗原陵矢外野手が、左膝の損傷のため出場選手登録を抹消された。

 栗原は30日ロッテ戦(ZOZOマリン)で、9回の左翼守備中、2死から福田光の浅い飛球を追いかける途中で、中堅手の上林と交錯した。打球は両者の前に落ちて二塁打となった。上林はすぐに立ち上がったが、栗原は膝を押さえたまま、立ち上がれずに担架でベンチへ運ばれた。

 試合後、藤本監督は「(症状は)分からない。ひねったみたい。病院の結果次第。もう当然、心配です。こればっかりは仕方がない」としていた。栗原は開幕戦から不動の「5番・左翼」で出場。26日に1号を放ち、27日の日本ハム戦でも2試合連続本塁打に猛打賞と好調だった。この日も1安打1打点をマークし、打率は・353。自称「副主将」として開幕5連勝のムードメーカー役としても活躍中だった。

 この日の発表によると、浦安市内の病院でレントゲン検査を受け、左膝の損傷、骨に異常なしとの診断。31日に登録を抹消し、同日に佐賀市内の病院を受診する。診断結果は夕方に発表される見通し。代わって柳町達外野手(24)が出場選手登録された。

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