近江 滋賀県勢初Vならず、大量18失点 エース山田は3回途中4失点降板

[ 2022年3月31日 14:37 ]

第94回選抜高校野球大会最終日 決勝   近江1―18大阪桐蔭 ( 2022年3月31日    甲子園 )

<近江・大阪桐蔭>大阪桐蔭に敗れた近江ナイン(撮影・成瀬 徹)
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 第94回選抜高校野球大会最終日は31日、阪神甲子園球場で決勝が行われ、代替出場校として初めて決勝に進出した近江(滋賀)が1―18で大阪桐蔭(大阪)に敗れ、滋賀県勢として春夏通して初めての優勝はならなかった。

 準決勝までの4試合すべてを完投し、1週間500球までのルールでこの日は116球の球数制限となったエース右腕・山田は、初回と2回に1点ずつを失い、3回無死一塁からは松尾に左越え2ランを浴びて降板。代わった左腕・星野も2死から田井に中越えソロを浴び、5回以降も失点を重ねた。8回途中から救援の3番手の2年生右腕・平井は無失点に抑えた。

 打線は、3回2死二塁の好機では、大阪桐蔭の2年生左腕・前田の前に津田が見逃し三振に倒れたが、5回2死三塁で川元の鋭い打球が大阪桐蔭の二塁手・星子の失策を誘い、二塁走者の川元が生還したが、大量失点が響いて大敗した。

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