大阪桐蔭V 星子主将「野球できることが当たり前でないと痛感」 コロナ禍で感謝の思いを口に

[ 2022年3月31日 15:34 ]

第94回選抜高校野球大会最終日 決勝   大阪桐蔭18─1近江 ( 2022年3月31日    甲子園 )

<近江・大阪桐蔭>5回2死二塁、大阪桐蔭・星子は右前適時打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 第94回選抜高校野球大会最終日は31日、阪神甲子園球場で決勝が行われ、大阪桐蔭(大阪)が近江(滋賀)に18-1で勝ち、2018年以来4年ぶり4回目の優勝を飾った。

 大阪桐蔭の星子主将は場内インタビューで、「この期間、メンバー外の選手に支えてもらって、メンバーの思うように練習させてもらったんで、41人でつかみ取った優勝だと思います」とコメント。ベンチ入りしたメンバーだけではなく、スタンドで声援を送ったチームメイトにも感謝した。

 今大会はコロナ禍で異例の大会となった。京都国際はチーム関係者が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたため、開幕直前になって出場を辞退。また、広島商も部員が陽性判定を受けたため、2回戦を辞退した。星子主将は「改めて野球できてることが当たり前でないということを痛感する大会でした」と振り返り、「こういうご時世ですけど、こういう素晴らしい球場で野球をやらせてもらえていることを感謝したいと思います」とかみしめるように口にした。

 目指すはチーム史上3回目となる春夏連覇。「この大会、41人で乗り越えられたので、あすから1年生も含めて、また3学年で夏の頂点を目指していきたいと思います」と宣言して、早くも夏の大会を見据えた。

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