巨人・原監督「尚輝のショートは難しいね…直江に悪いことをした」 ミスした選手は「脇が甘いよね」

[ 2022年3月5日 17:42 ]

オープン戦   巨人0―3日本ハム ( 2022年3月5日    札幌D )

<日・巨>無得点で敗れた巨人・原監督(撮影・高橋茂夫)
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 2連勝中だった巨人は打線がわずか3安打に終わり、オープン戦5試合目にして初の零敗。通算成績は2勝2敗1分けとなった。

 すでに5年連続で球団最多8度目となる開幕投手に内定しているエース菅野は対外試合初登板で2回を2安打4奪三振と無失点投球。2番手に投げた2年目右腕・戸田も4回1安打1失点(自責0)と力投したが、守備の乱れもあって敗戦投手に。4番手で最後に投げた4年目右腕・直江は先頭をバックの失策で塁に出すと次の代打・万波に初球を二塁打とされ、相手新人・水野に2点適時打を打たれて1回2失点(自責1)だった。

 巨人の原辰徳監督(63)は8回、失点のきっかけとなる一塁悪送球のエラーをした遊撃・吉川について「尚輝のショートは難しいね。若いピッチャーが投げて、ファーストにドキドキしながらあのボール。あそこワンバウンド放るわけだからね。まあ、使った私が悪いよ。直江に悪いことをした」とコメント。

 また、「7番・一塁」で先発出場し、5回に左翼へ二塁打を放った増田陸については「陸はね、けれんみのない、本当にいいプレーしてるよね」と評価。守備についても「まだ不慣れではあるだろうけどね。ファーストも守ると。彼はユーティリティー的なポジションになるとチャンスが生まれるよね。ポジションが複数守れるならば一番いい。もちろんレギュラーが取れればもっといいけどね」とし「ヒットの数も少ない打席の割には出てるしね」と続けた。

 初回の攻撃では、四球で出塁した増田大が2死一塁、打席に主砲・岡本和という場面でけん制死。5回、8回と失点には松原、吉川といずれも守備のミスが絡んだ。それについては「まあまあ、積極的な走塁の中ではね。もちろんあってはいけないけれども。まあ、でも、なんていうかな。ちょっと脇が甘いよね。そういう意味では緻(ち)密な野球をやらなければいけない人たちだからね。なんていうか『頭のいいプレーヤーだ』としなければいけないプレーヤーだからね。OK?」と話す指揮官だった。

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2022年3月5日のニュース