初出場の丹生 名門・広島商と激突、「伝統校で強豪校。とても光栄」小松副主将は対戦ワクワク

[ 2022年3月5日 05:30 ]

18日開幕 第94回選抜高校野球大会 組み合わせ決定

対戦が決まった丹生の小松副主将(左)と広島商の植松主将
Photo By 代表撮影

 21世紀枠で初出場の丹生(にゅう)は春22度目(夏23度)の出場を数える広島商との対戦が決まった。抽選会に参加した副主将の小松海夢(2年)は「伝統校で強豪校。とても光栄。楽しみ」と喜んだ。

 昨秋福井大会の3位決定戦では敦賀気比に惜敗も、1年生が半数を占めるなどチームの伸びしろは大きい。「緊張はあるけど、チーム全員が主役のつもりでやっていきたい」と声を弾ませた。

 春夏7度の優勝経験を持つ広島商にとっては02年以来の選抜。くしくも広陵と同じく福井県勢との初戦が決まり、植松幹太主将(2年)は「(広陵は)意識はしている。決勝で当たるように、決勝まで残れるように頑張っていきたい。粘り強さを発揮したい」と意気込んだ。

 《史上初の「広島VS福井」2カード》1回戦で、春夏通じて史上初めて「広島VS福井」が2カード組まれた。大会2日目の第1試合で広陵が敦賀気比と、5日目の第3試合で広島商が丹生と対戦する。センバツ初戦での同一都道府県対決は17年の「奈良VS熊本」(智弁学園―熊本工、高田商―秀岳館)以来、5年ぶり9度目の珍事となった。

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2022年3月5日のニュース