楽天・西川 “東”北のリードオフマンをアピール 1番で2安打1四球、打率&出塁率はチームトップ

[ 2022年3月5日 05:30 ]

オープン戦   楽天2ー1阪神 ( 2022年3月4日    甲子園 )

<神・楽>5回1死二塁、西川は右翼線に適時二塁打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 開幕1番が見えてきた。「1番・左翼」で出場した楽天・西川が2打数2安打1四球。初回に中前打、5回には1死二塁から一塁手がはじく右翼線への適時二塁打を放った。直近2試合は6打席連続出塁(3安打3四球)と絶好調で「良い打順を打たせてもらっている責任感があるので、しっかり塁に出ないといけない」と言った。

 毎年オープン戦の打撃成績を強く意識しているという。打率.500と出塁率.667はともにチームトップで、新リードオフマン候補に石井監督は「失敗の多いスポーツだけど、失敗が少なく塁に出てくれるので心強い」と信頼を口にする。

 移籍組が多いこともあって、早くもチームになじんでいる。「川島さんは凄く気を使ってくれるし、岸さんも日頃から“体は大丈夫”と気にかけてくれる」。炭谷や鈴木大も良き相談相手で「みんな優しい」と感謝する。プレー以外でも仲間との絆を深めており、日を追うごとにチームにフィットしている。(重光 晋太郎)

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2022年3月5日のニュース