オリックス・由伸　5日に今春初の実戦登板「細かいところから基本的なところまで」、開幕投手へ調整開始

オリックス・山本由伸
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　オリックス・山本が今春初の実戦登板。5日のDeNA戦（横浜）に先発予定。待望の初陣へ向け意気込みを示した。

　「ファウルを取れたり打ち取れたり、できるか。狙ったところに投げられるかなど、細かいところから基本的なところまで。感覚を取り戻すのもそうですし、いろんなことを確かめたいと思います」

　開幕投手大本命の絶対エースだ。昨年は11月末の日本シリーズまで投げ抜いた疲労を考慮され、今春はスロー調整。2月24日に実戦形式のライブBPに初登板するなど段階を踏んで状態を上げてきた。

　相手はオープン戦3勝1分け無敗と好調で、現段階での“腕試し”にはもってこいだ。2、3イニング程度を予定しており、「（今月3日の）ブルペンでは、まあまあいい球もいっていましたし、試合で、どんな反応か、すごく楽しみです」。2年連続の大役へ。侍ジャパンのエース格として昨夏の東京五輪で金メダルに輝いた同球場から、もう一段階ギアを上げる。（湯澤　涼）