菅野 2回4K無失点、MAX149キロも「65点」 開幕へ「責任を全うしていかないといけない」

[ 2022年3月5日 15:53 ]

オープン戦   巨人―日本ハム ( 2022年3月5日    札幌D )

<オープン戦 日・巨>力投する菅野(撮影・森沢裕)
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 巨人のエース、菅野智之投手(32)が日本ハム戦(札幌D)でオープン戦初登板。2回2安打無失点で降板した。対する日本ハムは1番から4番まで新人選手が並ぶ異例の先発オーダー。初回に1死二、三塁とされるも無失点で切り抜け、2回で4三振を奪った。

 練習試合も含めて初の対外試合を終えた菅野は「良かった部分と、もうちょっと状態を上げていかないといけない部分、両方あったので、課題も見つかって、前回よりも、前回のシートバッティングよりも良くなっている部分もあったので、そこは良かったと思います」とまずはコメント。良かった点については「う~ん、まあ、カットボールのスピードであったりとか、変化自体も大分戻ってきていると思いますし、スライダーの曲がり幅ももうちょっとな部分はありますけど、前回シートバッティング投げた時よりも良くなっているかなと。あとはやっぱりストレートの精度であったりとか、スピードも含めて、まだまだスピードに関してはまだ出ると思いますし、あとは精度ですね、ストレートの、はい」と振り返った。

 直球の最速は149キロだったが、感触については「いや、そこはまだまだですね。開幕までには152~3(キロ)というところまではもっていきたいですし、平均で148キロを超えるぐらいの仕上がりは必要かなと僕は思っているので。しっかりそういう具体的な数字も掲げながらやっていければいいなと思っています」とし、現在の仕上がり具合については「う~ん、65点ぐらい。まあ、初実戦、初試合なので。こんなものかなと」という菅野。

 25日に本拠・東京ドームで行われる開幕戦の相手は昨季5位の中日。菅野はすでに5年連続で球団最多となる8度目の開幕投手に内定している。「責任のあるポジションですし、任されている分、それだけ責任を全うしていかないといけないなというふうに思っているので、結果が全ての世界なので、しっかり結果で示せるように、それだけを考えて残りの時間を過ごしていきたいなと思っています」と力強かった。

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2022年3月5日のニュース