中日・大野雄　新球シュートで青木&村上に「嫌な印象を与えたい」5日、日本一ヤクルト相手に開幕腕試し

5日のヤクルト戦先発に備え、ナゴヤ球場で調整した中日・大野雄
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　中日の開幕投手に決定した大野雄が、5日のヤクルト戦（バンテリンドーム）に先発する。3、4イニングを予定。4日はナゴヤ球場でキャッチボールなどで調整し「チームが勝てるような投球をしたい」と勝利へのこだわりを見せた。

　1日に立浪監督が25日の巨人戦（東京ドーム）で開幕投手を任せることを発表してから初の実戦登板となる。相手は昨年の覇者・ヤクルトで、しかも本拠地の今季初試合となるだけに、2回1安打無失点だった前回2月26日の阪神戦（北谷）から「内容もしっかり、良い結果、納得できるような終わり方をしたい」と、さらにギアを上げて臨む。

　昨年被打率.303だった左打者対策も進める。昨年、ヤクルト戦登板は1試合のみだが、村上に3打数2安打1本塁打、青木にも2打数1安打と痛打を浴び、「青木さんも村上選手もぼくのことを苦手にしていない。少しでも嫌な印象を与えたい」と新球のシュートも駆使した本番モードの投球となりそうだ。（中澤　智晴）