巨人・菅野 OP戦初登板は2回4K無失点 MAX149キロ すでに内定、5年連続8度目開幕へ視界良好

[ 2022年3月5日 14:41 ]

オープン戦   巨人―日本ハム ( 2022年3月5日    札幌D )

<オープン戦 日・巨>力投する菅野(撮影・森沢裕)
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 巨人のエース、菅野智之投手(32)が日本ハム戦(札幌D)でオープン戦初登板。2回2安打無失点で降板した。

 菅野は練習試合も含めて対外試合初マウンド。対する日本ハムは1番から4番まで新人選手が並ぶ異例の先発オーダーで始まったが、1番に入った18歳の阪口(ドラフト4位)を内角へのカットボールで空振り三振に仕留めてまずは順調なスタートを切った。

 同じく18歳の2番・有薗(ドラフト2位)には外角低めの148キロ直球を左前にはじき返され、有薗は一塁ベース上でガッツポーズ。ベンチの新庄監督も手をたたいて喜んだが、21歳の3番・水野(ドラフト3位)には内角スライダーを右翼線二塁打とされて1死二、三塁のピンチを招いた。

 だが、調整登板といえどもここからが菅野の真骨頂だった。4番に入った24歳の速水(育成ドラフト2位)をオール外角へのスライダー、カットボール、スライダーで3球三振に仕留めると、5番・石井はフォークで一ゴロに打ち取って無失点。2回は佐藤をカーブで三ゴロに打ち取り、浅間は内角直球で見逃し三振、細川は高めのカーブで見逃し三振と走者を許さなかった。

 菅野の投球内容は2回で打者8人に対して33球を投げ、2安打無失点。4三振を奪い、四死球はなかった。なお、直球の最速は149キロだった。

 25日に本拠・東京ドームで行われる開幕戦の相手は昨季5位の中日。5年連続で球団最多となる8度目の開幕投手に内定している菅野の視界は良好だ。

 ▼巨人・菅野 良かった部分と、もうちょっと状態を上げていかないといけない部分、両方あったので、課題も見つかって、前回よりも、前回のシートバッティングよりも良くなっている部分もあったので、そこは良かったと思います。(現状の仕上がりは)65点ぐらい。まあ、初実戦、初試合なので、こんなものかなと。(開幕へ)しっかり結果で示せるように、それだけを考えて残りの時間を過ごしていきたいなと思っています。

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2022年3月5日のニュース