浦和学院“吉兆”だ、埼玉勢68年Vの大宮工以来の開幕カード 森大監督「まずは1勝」

[ 2022年3月5日 05:30 ]

18日開幕 第94回選抜高校野球大会 組み合わせ決定

開幕カードに決まり、ガッツポーズする浦和学院・八谷主将(中央)と選手たち(撮影・尾崎 有希)
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 7年ぶり11度目出場の浦和学院(埼玉)は想定通り、大会初日の第1試合を引き当てた。森大(だい)監督は「秋から“センバツは開幕戦でやるんだよ”と言って準備してきた。選手たちはガッツポーズでしたよ」と、笑顔を浮かべた。

 昨夏限りで退任した父・森士(おさむ)前監督のチームを引き継ぎ、初めての大舞台に挑む森大監督に吉兆が重なった。埼玉勢がセンバツ開幕試合を戦うのは優勝した68年の大宮工以来。さらに初陣の相手は21世紀枠の大分舞鶴だが、小島和哉(現ロッテ)を擁して初制覇した13年春の1回戦の相手も21世紀枠の土佐(高知)だった。森大監督は「土佐は強かった。大分舞鶴も強い。あの時と同じように、まずは1勝。その先に全国制覇がある」と引き締めた。

 オンライン抽選で「1」を引き当てた八谷晟歩(せいほ)主将(2年)は「超攻撃的野球をアップデートしてきた」と自信を見せ、エース左腕・宮城誇南(こなん、2年)も「新生浦学。見ている人を驚かせたい」と力強かった。(君島 圭介)

 ≪埼玉勢の開幕戦 54年ぶり2度目≫埼玉勢がセンバツの開幕戦に登場するのは68年大宮工以来54年ぶり2度目。大宮工は初戦で防府商を5―4で破るとそのままの勢いで初出場初優勝した。なお、埼玉勢と大分勢のセンバツでの対戦は初。夏は埼玉の0勝2敗となっている。

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2022年3月5日のニュース