ムネリンも阪神・佐藤輝の一発に大興奮!「本当にすごい良い選手が阪神に入ってきたね」

[ 2021年6月6日 21:09 ]

交流戦   阪神3-8ソフトバンク ( 2021年6月6日    甲子園 )

<神・ソ(3)> 9回1死、佐藤輝はソロ本塁打を放ちZポーズ (撮影・後藤 大輝)
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 元ソフトバンクで、大リーグでも活躍したBC栃木の川崎宗則内野手(39)が、同僚の西岡剛内野手(36)とともに朝日放送のYouTubeチャンネル「虎バンチャンネル」に特別ゲストとして出演。6日の阪神―ソフトバンク戦を、約4時間にわたって熱く解説した。

 川崎と西岡は、古巣チームだけでなく「全球団を応援している」と野球愛たっぷり。そんな2人が試合の最終盤で思わず身を乗り出したのが9回の阪神・佐藤輝の打席だった。この日は、ここまで3三振。しかし川崎は「3三振か。いいよ、もういっちょ三振していい!」と力強く一言。西岡も「いい経験したなとなる」と三振を怖がらない姿勢を望み、「その通り。テルテル(佐藤輝)いってみ~」と川崎も応じた。

 すると佐藤輝はソフトバンク3番手・泉の139キロを完璧に仕留め、バックスクリーン右まで運んだ。これには川崎も拍手喝采し、西岡からは思わずガッツポーズも飛び出した。阪神は8回まで2-8と大敗ムードだったが、西岡は「このメンタルで戦ってほしい」と話すと、川崎は「柳田が目に焼き付けてますよ」とうれしそうだった。落ちる球を振ったことに川崎は「いいの、テルテルは振れる球を振った。これは素晴らしいよ。本当にすごい良い選手が阪神に入ってきたね」と感嘆した。佐藤輝はこの日の15号ソロで交流戦通算5本塁打とし、4本で並んでいた10年長野(巨人、現広島)を抜いて新人最多記録を更新。西岡は「東京五輪に連れていってほしい」と球界の今後のためにも、と願いを込めてコメントした。

 06年の第1回WBC大会で二遊間を組み世界一に輝いた2人は、息の合ったトークを展開。これまでの秘話や視聴者の質問に答えるなど、4時間の間はしゃべりっ放しで大盛り上がりだった。最後に川崎は「和田さんが良い投球をしてくれたのもよかったし、阪神打線も何とか食らいつこうというのもよかった。守備もいいし、2チームともうまい。素晴らしい試合でしたね」とまとめていた。

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