巨人・菅野 復帰登板は5回2失点、90球で降板 MAX151キロ ラストイニングは3者連続三振奪う

[ 2021年6月6日 15:42 ]

交流戦   巨人―日本ハム ( 2021年6月6日    東京D )

<巨・日>力投する菅野 (撮影・白鳥 佳樹)
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 右肘違和感で戦列を離れていた巨人のエース、菅野智之投手(31)が日本ハム戦(東京D)で1カ月ぶりに復帰登板。初回に先制を許し、2回には王柏融(ワン・ボーロン)に被弾するなど5回3安打2失点で降板し、9回1失点完投勝利を挙げた4月23日の広島戦(東京D)以来44日ぶりとなる今季3勝目はならなかった。

 今季初先発マスクとなった“盟友”小林と昨季開幕戦の2020年6月19日阪神戦(東京D)以来352日ぶりにバッテリーを組んで復帰戦に臨んだ菅野。だが、初回、先頭・五十幡に内角カットボールを右前に運ばれると、二盗も許していきなり無死二塁のピンチを背負った。そして、2番・渡辺の右飛で三塁に進んだ五十幡が3番・近藤の二ゴロで本塁生還。菅野は初回から先制を許した。

 2回には先頭・王柏融にカウント1―1からの3球目、真ん中スライダーを左中間スタンドに運ばれ、2失点目。3回は初めて3者凡退に仕留めたが、3回までで早くも58球を投じるなど球数が多くなった。それでも1―2で迎えた5回のマウンドは3者連続三振を奪い、90球を投げていたこともあってここでお役御免。その裏、先頭で打席が回ると、代打・大城を送られて降板となった。

 菅野の投球内容は5回で打者18人に対して90球を投げ、3安打2失点。6三振を奪い、四死球はなかった。直球の最速は初回の151キロだった。

 菅野は5月7日のヤクルト戦(東京D)で右肘の違和感を訴えて4回2安打無失点で降板し、翌8日に出場選手登録抹消。2軍戦には登板せず、4日に1軍へ合流していた。

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2021年6月6日のニュース