消極性を反省した阪神・西純「向かっていく投球できなかった」 急きょ先発の機会を生かせず2軍再調整へ

[ 2021年6月6日 19:27 ]

交流戦   阪神3-8ソフトバンク ( 2021年6月6日    甲子園 )

<神・ソ(3)>初回の守備を終え、阪神・西純は3失点に厳しい表情でベンチに戻る (撮影・後藤 大輝)
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 予告先発のガンケルが体調不良を訴えたことにより、急きょプロ2度目の先発マウンドに上がった阪神・西純は3回3失点プロ初黒星。1936年若林忠志、1937年西村幸生、2012年岩本輝以来、チーム4人目のプロ初登板初先発勝利からの連勝とはならなかった。

 「前回の登板に比べるとボールは操れていたと思うのですが、打者に対して向かっていく投球ができませんでした。チャンスをもらった中で長いイニングを投げることができずに悔しいですし、チームにも申し訳ないです」

 甲斐に2点適時打を浴びるなど、初回から4安打を集められて3失点した若き右腕に矢野監督は「春先のほうが球の強さとか、キレっていうのはあったかなっていう印象があって。今日もそんな感じのなかで、3点とられたってことなんで。まあ急遽の先発やったし、難しさはもちろんあるにしても、これからの選手なんでね」と語り、「一旦抹消するけど、若々しいというか、そういうところもまた見てみたい」と巻き返しに期待した。

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2021年6月6日のニュース