楽天・早川 球団新人初の自身6連勝&単独トップ7勝目 チームは今季最多貯金9で30勝リーグ一番乗り

[ 2021年6月6日 17:11 ]

交流戦   楽天6-4広島 ( 2021年6月6日    マツダ )

<広・楽(3)>楽天先発の早川(撮影・奥 調)
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 楽天のドラフト1位ルーキー・早川隆久投手(22)が6日の広島戦(マツダ)で今季11度目となる先発登板を果たし、5回2/3を7安打2失点と力投。チームは6-4で広島を下し5連勝。今季最多の貯金9として、30勝リーグ一番乗りを果たした。早川は球団新人で初となる自身6連勝、リーグ単独トップの7勝目を挙げた。

 初回、菊池涼を空振り三振、小園を一ゴロ、鈴木誠を遊ゴロに抑え、三者凡退で立ち上がり。2回2死から林に左前打を許したが、クロンを空振り三振に切ると、3回まで4者連続空振り三振に仕留めた。

 4回に打線が3点を先制。援護を受けた後の4回も無失点。5回は1死から連打を許し、一、二塁のピンチを招いたが、代打・中村奨を見逃し三振、菊池涼を三ゴロに抑えて無失点で切り抜けた。6回は林に適時打を浴び失点。2死一、三塁と走者を残して2番手・安楽にリレーした。安楽は1点を許したが、同点は許さず6回を乗り切った。

 同じ98年生まれの広島の左腕・高橋昂との投げ合い。2人は、早川が木更津総合、高橋昂が花咲徳栄でそれぞれエースを務めた2015年秋の関東大会準々決勝(市営大宮)で投げ合っている。早川は被安打3、高橋昂は被安打4という投手戦の中、ともに完投し、2-1で木更津総合が競り勝った。

 高橋昂は4回3失点で降板した。

 早川は前回5月30日DeNA戦(横浜)では5回1/3を投げて5安打1失点で5三振を奪ったが、勝敗はつかず。4月11日ソフトバンク戦以来黒星がついていない。

 ▼楽天・早川 しっかりゲームは作れたと思いますけど、6回は投げ切りたかったなあというのもありました。広島打線も好調だったので、しっかり丁寧に投げようと。太田さんといろいろ話しながら投げられたと思います。(高橋昂との投げ合い)高校ぶりに対戦できたので、そういう面では楽しく投げ合えたかなと思います。(球団新人初の6連勝)打者陣の援護というのもあって勝ち続けられている。野手の先輩方に感謝しています。今後もしっかり勝ってリーグ優勝に進んでいきたい。

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