日本ハムドラ1伊藤「意地でも先にマウンドを降りたくない」 1失点力投で菅野に投げ勝った!

[ 2021年6月6日 19:39 ]

交流戦   日本ハム4―2巨人 ( 2021年6月6日    東京ドーム )

<巨・日>笑顔で3勝目ポーズをする伊藤(撮影・白鳥 佳樹)
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 日本ハムのドラフト1位・伊藤大海投手(23)が巨人・菅野智之投手(31)に投げ勝った。7回を2安打1失点で3勝目。「相手が菅野さんだから意地でも先にマウンドを降りたくない。絶対抑えてやる気持ちで投げた」。初の東京ドーム、G党に囲まれてのインタビューで胸を張った。

 菅野との共通点はともにスライダーとカットボールを得意にし、苫小牧駒大時代から「参考にした」という。3打数無安打と完璧に封じ込んだ4番・岡本和真内野手(24)には計12球を投げ、スライダーとカットボールは8球。内外角に投げ分け、的を絞らせなかった。

 交流戦だから実現した菅野との直接対決は投ゴロと空振り三振だったが「ギリギリから入ってくる、見たことがない」というカットボールに「フォークも投げてくれた」とうれしそうに話した。

 前回から取り入れた2段モーションにもなじみ、直球もプロ入り後最速の153キロを計測した。「まだまだできる部分はある。現状に満足せず乗っていきたい」。侍ジャパンエース候補に投げ勝ち、3連戦ではチーム6カードぶりの勝ち越しに貢献した新人がさらなる高みを目指す。

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2021年6月6日のニュース