阪神敗れて“オセロ状態”止まる 9戦全勝の日曜日に初黒星 連日のエラーでファンからは怒号も

[ 2021年6月6日 17:35 ]

交流戦   阪神3―8ソフトバンク ( 2021年6月6日    甲子園 )

<神・ソ(3)> 初回の守備を終え、西純は3失点に厳しい表情でベンチに戻る (撮影・後藤 大輝)
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 阪神は開幕から9戦全勝だった日曜日でついに敗戦を喫し、4月27、28日中日戦以来の連敗。5月14日から16試合連続で○●○●…と勝利と敗戦が交互に続いていた“オセロ状態”もストップした。

 体調不良により登板回避したガンケルに代わって急きょ先発した西純が、初回に甲斐に2点適時打を浴びるなど3失点。4回には2番手・斎藤が大山の失策から今宮に適時打を浴びると、5回には2死一、三塁から自らの暴投で5点目を失った。8回には3イニング目の及川が、味方の2失策もあり3失点。連日の3エラーで12球団ワーストを独走するシーズン42失策となり、球場からは怒号も響いた。

 打線もソフトバンク先発・和田の前に7回4安打無得点。佐藤輝が3三振を奪われるなど、緩急自在の投球を繰り広げたベテラン左腕を前に三塁を踏むこともできず。8回にマルテが嘉弥真から2試合連続の11号2ランを放ち、零敗を免れるのがやっとだった。3回3失点だった西純がプロ初黒星。

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