粘って粘って オリックス・福田 16球粘って会心打「甘い球が来たら逃さないように」 4回にも適時打

[ 2021年6月6日 15:22 ]

交流戦   オリックスー中日 ( 2021年6月6日    バンテリンD )

<中・オ(3)>4回2死一、三塁、オリックス・福田は左前適時打を放ち、田口コーチ(左)とグータッチ(撮影・椎名 航)
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 粘って粘って、粘り抜いて…。オリックス・福田周平内野手(28)が16球粘った末の適時打で貴重な追加点を叩き出した。

 2―0の2回2死二、三塁、中日先発・福谷に対し、カウント1―1から8球連続ファウル。ボール球をはさみ、3球連続のファールを打つと、最後はフルカウントからの16球目、147キロ直球を仕留めて中前打を放った。

 6試合連続安打と好調をキープし、1番打者としての役割を果たす4年目。「しっかりと集中して打席に入ることができていました。厳しいコースのボールが続いていましたし、何とか負けないように粘りながら、甘い球が来たら逃さないように…と意識していたので、打てて良かったです」とコメントした。

 さらに3―0の4回2死一、三塁からの第3打席。中日先発・福谷の146キロ直球を逆らわずに捉え左前打を放ち、2打席目に続く適時打で貴重な得点を加えた。

 2―0の2回二、三塁では16球粘り、中前打。対照的に第3打席ではカウント1―0からの2球目を仕留めた。「チャンスの場面だったし、甘い球が来たら積極的に行こうと思って打席に入っていました。しっかりと迷わずに振り切れたことが、いい結果につながってくれたのだと思う」とコメントした。

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