阪神・糸原 8日にも1軍 2軍戦で20日ぶり実戦復帰 走攻守で万全、平田2軍監督がGOサイン

[ 2021年6月6日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神12ー7中日 ( 2021年6月5日    ナゴヤ )

<ウエスタン 中・神>実戦復帰し打席に立つ阪神・糸原
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 阪神の糸原健斗内野手(28)が下肢のコンディショニング不良から回復し、5日のウエスタン・リーグ、中日戦で20日ぶりに実戦復帰した。「2番・二塁」で3打席に立ち、走塁と守備も含めて不安を払拭(ふっしょく)した。

 「体の方も問題ないですし、しっかり動けていたと思う。支えてくれた全ての方々に恩返しができるように、一日も早く1軍で活躍できるようにやっていきたいと思います」

 登録を外れたのは5月19日で、実戦は同16日の巨人戦以来。初回無死一塁で迎えた最初の打席は高めの球を見極めて四球を選び、3回先頭では岡野のカーブを捉えて左前打を放った。

 走者としても二進後、中谷の左前打で全力疾走した。三塁ベースを回ったところで走塁コーチから制止され、勢い余って転倒。左翼手・岡林の打球処理のミスを確認してから再スタートして、本塁を駆け抜けた。4回の右飛で3打席の試運転を終えて交代。二塁守備でも2度の打球処理を軽快にこなすなど、走攻守で万全を確認した。

 平田2軍監督も「素晴らしいね。何の問題もない。あとは上(1軍)が決めること。明日も(2軍戦に)出るよ。明日見なくても問題ないと思う」と強調。想定した2試合の実戦調整を終える前に復帰へのGOサインが出た。一時離脱するまで不動の2番として打率・307。早ければ8日の日本ハム戦からとみられる合流へ準備は整った。(長谷川 凡記)

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2021年6月6日のニュース