巨人・亀井が通算100号 17年目38歳10カ月、球団最年長到達

[ 2021年6月6日 05:30 ]

交流戦   巨人4-6日本ハム ( 2021年6月5日    東京D )

<巨・日>9回無死、右越えに通算100号本塁打を打った亀井(撮影・西川祐介)
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 17年目の巨人・亀井が通算100号を放った。38歳10カ月での到達は現野手総合コーチの石井琢朗(広島)に並ぶ歴代4位タイの遅さで球団では最年長記録。「時間はかかったけど打つことができて良かった」と語った。

 野手最年長で経験豊富な亀井らしい本塁打だった。4点を追う9回に先頭で打席へ。相手の守護神・杉浦の初球の直球にはピクリともせず、2球目のスライダーを狙い打った。4月20日以来の先発出場で最後の4打席目に響かせた快音。連勝が3で止まった原監督も「これから先も200号を目指して頑張るでしょう」と期待した。

 試合前時点で打率・173。2、3日には志願して2軍戦にも出場した。「これをきっかけに打撃の状態を上げたい」と亀井。野球への情熱は、まだまだ衰えない。(小野寺 大)

 《歴代4位タイ年長到達》亀井(巨)が5日の日本ハム戦で今季2号を放ち通算100本塁打を達成した。プロ野球302人目。初本塁打は06年6月29日横浜戦で山口から。38歳10カ月での達成は52年岩本義行(大洋)の40歳3カ月を筆頭に、09年石井琢朗(広)に並ぶ4位タイの年長到達で、巨人では最年長だ。

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