データで見る大リーグのプレーオフ レッドソックス先発のプライスはまた勝てず 深刻な一発病

[ 2018年10月15日 13:58 ]

アストロズのゴンザレスに一発を浴びたレッドソックスのプライス(AP)
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 レッドソックスは地元ボストンでの連敗は阻止したが、今季16勝(7敗)を挙げていた先発左腕のデビッド・プライス(33)は5―4で迎えた5回2死1、2塁となったところで降板。ポストシーズンではレイズ、タイガース時代を含めて通算2勝9敗と相性が悪く、先発では最初の10試合で9敗(チームは10戦全敗)を喫するなど毎年のように精彩を欠いていた。

 10月6日のヤンキースとの地区シリーズ第2戦では2本塁打を喫したが、この日もアストロズのマーウィン・ゴンザレス(29)に被弾。9イニング当たりの被弾率はレギュラーシーズンでは0・90本だが、ポストシーズン(全19試合)では1・69本と数字が跳ね上がっており、チームの躍進に貢献するには“一発病”の克服が不可欠になっている。

 なおアストロズはゴンザレスの一発でポストシーズンでは昨季から通算14試合連続(今季は5試合連続)で本塁打を記録。アストロズ自体が2001年から04年にかけて樹立したポストシーズンでのメジャー記録に並んだ。

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